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大会情報


・新島杯とは


 新島杯とは、同志社大学E.S.S.が主催し、今年で40回目を迎える歴史ある英語弁論大会です。同志社大学E.S.S.では、1966年より全国の学生有志が集まり英語弁論において競い合う「新島杯争奪全日本学生英語弁論大会」を開催してまいりました。以来30年にわたり全国屈指の大会として存在しその規模と伝統は五本の指に入るとさえ言われたほどです。しかし、1996年の第30回大会を最後に大会の統括を行っていたスピーチセクション部員の減少を受け2003年までの間やむを得ず休止させていただきましたが、多くの方のご尽力のもと2004年に無事新島杯を復活させることができました。今年で復活から10年目を迎えますが、大会規模も年々大きくなっております。今年も新島襄の名を冠した「新島杯」という名に恥じないように数多くのスピーカーに自分の思いを伝える場を与えていきたいと考えております。


・新島襄とスピーチの関係性について

 今から130年以上前、新島襄はまだ自由に学ぶことができない日本にキリスト教主義学校を設立したいという大きな夢を持っていました。新島は当時の日本の社会に嘆き、学生が自由に学べる場を作り、今後の日本を背負い、社会を変えていくことができる人材を育成したいと考えていたのです。

 彼はそのような熱い思いをアメリカのラットランドという地で多くの聴衆にスピーチという形で伝えました。彼のスピーチは、感動的で、力強く、それ故その場にいた多くの聴衆が彼のスピーチに心を動かされ、貧しい農夫までもが手持ちのお金を彼に託しました。そのお金が今、私たちが通っている同志社大学を設立する費用となり、多くの学生が自由に学ぶ場を作りたいという新島の夢がスピーチによって結実したのです。



第39回新島杯について

  2012年7月15日(日)、同志社大学今出川校地室町キャンパス寒梅館ハーディーホールにて第39回新島杯争奪全日本学生英語弁論大会が開催されました。大会当日は12名のスピーカーが自分の熱い思いを伝え、オーディエンスは162名もの方にご来場頂けました。また、第39回大会ではインターネットで動画を配信するUstream配信を導入し、大会の模様は全世界に公開され、総勢6,112人の方に大会を視聴していただくことができました。本当にたくさんの方にスピーチを聴いていただき嬉しく思っております。下記に大会結果をご報告させて頂きます。

第1位:吉澤陽平様 (慶應義塾大学E.S.S.)
第2位:稲垣友理絵様 (同志社大学E.S.S.)
第3位:木林玲央奈様 (関西大学E.S.S.)
オーディエンス賞:吉澤陽平様 (慶應義塾大学E.S.S.)

最後となりましたが、本大会は多くの方々のご支援によって、無事に終了することができました。第39回新島杯に関わった全ての方々に熱く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。


  

新島杯が行われる寒梅館ハーディーホールの様子







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